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エクステリア・外構

開放的なエクステリア空間を叶えるオープンガーデン!外構デザインのポイントは?

アプローチ

開放的なエクステリア空間にしたい、見せるガーデニングを楽しみたいという方にはオープンガーデンがおすすめです。オープンガーデンのエクステリアデザインを採用すれば、家全体が明るい印象に仕上がります。また植栽や照明を工夫することで、おしゃれなエクステリア空間を作れるのも魅力のひとつです。この記事では、オープンガーデンの魅力やデメリット、満足度の高い庭を作るためのポイントをご紹介します。

オープンガーデンとは?

オープンガーデンとは、家の周りにフェンスや塀を設置しないエクステリアデザインを指します。住宅と道路の間には境界をおくことが多いですが、壁を取り除き開放感を持たせているのが、オープンガーデンの特徴です。周りが囲われていないため、家全体が開放的で明るい印象になります。オープンガーデンとして分類されるのは、目隠しや侵入防止になるような高さの塀を設けないエクステリアデザインです。

外とのつながりを意識して作られているオープンガーデンは、敷地内が道路や街並みに溶け込むように設計されています。そのため、通りがかりの人は庭を眺めて楽しめますし、近隣の住民との会話や交流が生まれやすくなるでしょう。趣味の園芸スペースとして活用したり、カフェ風のおしゃれな庭を演出したりと、さまざまな見せ方を楽しめるのもオープンガーデンの魅力的なポイントです。

とくに北向きの家では、日光を効率よく取り込むためのエクステリアデザインとしてオープンガーデンを選ぶケースが多くみられます。一方、南向きの家では大きな窓を道路側に設置するデザインが主流であるため、オープンガーデンは選ばれにくい傾向です。仕切りとなるエクステリアを設置しない分、デザインに個性を出すのが難しいという一面もあります。専門家と相談しながら進めることで、庭の植物やエクステリア全体がまとまりやすくなり、家の外観をよりおしゃれに演出できるでしょう。

オープンガーデンの魅力

オープンガーデンの魅力は開放的であり、死角が少ないため防犯面でも安心して暮らせることです。仕切りをなくすことにより、ガーデン部分も含めたおしゃれなエクステリアデザインを完成させられます。庭をガーデニングスペースにしたり、子ども達の遊び場として広々使ったりと活用方法はさまざまです。仕切りのないエクステリアデザインにすると、予算削減にもつながり、ライフスタイルの変化にも対応しやすくなります。

開放感があり防犯面でも優れている

オープンガーデンの最大の魅力は、開放感があることです。フェンスや塀で家の周りを囲うとプライバシーを確保できますが、どうしてもエクステリア空間に閉塞感が生じやすくなります。とくに敷地が限られている場合は、囲まれている環境が圧迫感のある原因にもなるでしょう。オープンガーデンであれば視界が広がるため、窮屈さを感じさせません。室内からも外の景色を楽しみやすくなり、開放的な気分を味わえます。また境界となるエクステリアがないため、日当たりや風通しがよくなり、植物を育てるのに適した環境を作り出せるでしょう。境界がないことにより、防犯面での不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、塀のないエクステリアデザインが、防犯面でのメリットになる場合もあります。エクステリアによって作られる死角が少ないため、不審者が潜む場所がなくなり、家の安全性が高まるというわけです。近所の目が自然と届きやすいエクステリアデザインなので、空き巣にも狙われにくく、犯罪に巻き込まれる危険性を減らせます。

アプローチ部分を目立たせやすい

オープンガーデンでは、アプローチのデザインを工夫すれば、家全体に統一感を持たせながら個性のあるエクステリア空間を演出できます。仕切りがあると、アプローチ部分を開放的に見せることが難しいですが、オープンガーデンにはその制限がありません。使用する素材によって、アプローチの印象は大きく変わります。天然石を敷き詰めるエクステリアデザインのなかでも、形が不規則な乱形石を使ったものは、曲線を取り入れられるためやわらかい印象になるでしょう。一方で、正方形型のピンコロ石を使えば、きれいに整ったアプローチを作れます。飛び石のように間隔を空けて石を配置するのも、おしゃれなエクステリアのアイデアです。地面が芝生になっている場合は、コンクリートの平たい石ではなく枕木を使うと、ナチュラルで温かみのあるエクステリア空間に仕上がるでしょう。また、家の前に駐車スペースを設けるエクステリアデザインが多くみられますが、車が停まっていないと寂しい印象になることがあります。常に華やかな印象を保つためには、地面に明るい色のエクステリア素材や芝生を使うのもよいでしょう。

ガーデニングスペースや公園代わりとして使える

オープンガーデンは、ガーデニングを楽しむための理想的なエクステリア空間です。ガーデニングが趣味であれば、季節ごとの花を植えたり旬の野菜を育てたりすることで、家にいながら四季を感じられます。お手入れに不安がある場合は、1年を通して緑を楽しめる常緑樹を選ぶのもよいでしょう。また庭やアプローチ部分の中心にシンボルツリーを植えると、エクステリア内にポイントが生まれ、おしゃれさが増します。新築やリフォームの際に木を植えると、年月とともに日陰や目隠しとしての役割を果たすようになり、成長する様子を楽しめるのも魅力です。子どもが小さいうちは、庭を広々としたスペースにしておけば、公園代わりとして安全に遊べるエクステリア空間になります。庭の手入れが大変だと感じている場合は、植物の配置を少なくし、部分的に芝生を取り入れれば、シンプルながら明るい印象の庭を作れるでしょう。エクステリア空間に緑を取り入れると、家の周りの気温を下げる効果も期待できます。植物の蒸散作用により空気がひんやりし、家に入る風も涼しくなるため、住環境を快適に保てるのは嬉しいポイントです。

費用削減になりリフォームもしやすい

オープンガーデンでは、フェンスや塀を作る必要がないため、その分エクステリアの経費をおさえられます。とくに敷地が広い場合、仕切りを全面に設置すると費用が高額になりがちです。コンクリートを使用したエクステリアは、ブロックに比べて高価な傾向がみられます。設置しないことによって数十万円単位のコスト削減になり、節約できた予算をほかのエクステリアに回せるでしょう。さらに、はじめからオープンガーデンのデザインにしておけば、後からリフォームしやすいというメリットもあります。1度仕切りを作ってしまうと、エクステリアを壊すために追加の手間と費用が必要です。設置するかどうか迷う場合は、囲いをつけずに様子を見ることも選択肢にいれてください。とくにペットがいない家庭や、子どもがある程度大きくなった家では、安全面においても仕切りが必要でない場合もあるでしょう。広々としたスペースがあることで、趣味の場として活用したり、友人や家族が集まりやすい空間を作ったりと、さまざまなメリットも生まれます。ひとまずオープンガーデンにしておいて、ライフスタイルの変化に応じて、エクステリアデザインを変更するのもひとつの選択肢です。

オープンガーデンを選ぶデメリット

オープンガーデンのデメリットとして、まずあげられるのはプライバシーの問題です。とくに、リビングや浴室など、プライバシーを重視した部屋が道路に面している場合、外からの視線が気になります。カーテンを厚手のものに変えたり、目隠しとなるエクステリアを配置したりするなどの対策が必要です。オープンガーデンは、家のなかで静かに過ごしたい人や、人目を避けて暮らしたい人には向いていないエクステリアデザインかもしれません。

また道路と敷地の境界がないため、通行人が簡単に敷地内に侵入できるという問題もあります。角地では、敷地をショートカットするために利用されることもあるでしょう。場所や風向きによっては、通行人が捨てたゴミや落ち葉が庭に入り込んでしまう場合もあります。通行人やゴミの侵入を防ぐためには、またげる程度の低めのフェンスをエクステリアとして設置するなどの対策が有効です。

オープンガーデンの最大の魅力は開放感ですが、それと引き換えに外から庭をみられる機会が多くなるため、各エクステリアのメンテナンスが欠かせません。植栽の剪定や水やり、庭の清掃など、定期的に手入れを行う必要があります。また、季節に応じた管理や害虫対策も重要です。庭が荒れていると、エクステリア全体の印象が悪くなる可能性もあるでしょう。こまめに草むしりをするか、土の部分を減らしてコンクリートやレンガを使ったエクステリアデザインにすることで、虫や雑草の発生をおさえられます。

素敵なオープンガーデンを作るポイント

オープンガーデンは開放感が魅力ですが、プライバシーを確保するための工夫をすると、より快適なエクステリア空間に仕上がります。たとえば、門柱や低いフェンスなどのエクステリアを設置して部分的な目隠しを作るのがおすすめです。具体的には、玄関ドアの前に目隠しとなる門柱の設置や、大きな窓の前に縦格子を立てることで、外からの視線を遮りやすくなります。エクステリアを建物の近くに設置すれば、庭全体の景観を損ねる心配もありません。

また庭に植える植栽を少し高めにすることで、自然と家への目線をカバーできます。低い木と組み合わせると、手入れがしやすいだけでなく、エクステリア全体に奥行きや立体感を生みだす効果も期待できるでしょう。さらに道路との境界部分に花壇を配置する方法は、開放感を保ちながら道路との境目をはっきりさせられる、おすすめのエクステリアデザインです。花壇はペットや子どもの飛び出し防止にも役立ちますし、ボールなどの遊び道具が外に出ていかないため、安全性が高まります。

エクステリア照明をうまく活用すると、夕方から夜にかけての安全性を高められると同時に、昼とは違った幻想的な雰囲気を演出することも可能です。庭全体を明るくするのではなく、スポットライトを植栽に当てたり、アップライトで壁面に影を作ったりすれば、個性的なエクステリア空間ができあがります。ライン状にエクステリア照明を配置する方法や、アップライトを横向きに設置してアプローチに模様を映し出す方法もおしゃれです。エクステリア照明には埋め込み型や置き型などさまざまな種類があります。エクステリアの専門業者と相談しながら設計することで、昼夜問わず景観を楽しめるオープンガーデンを作れるでしょう。

まとめ

オープンガーデンのエクステリアデザインを取り入れれば、開放的な設計の家づくりを行えます。塀やフェンスで庭が遮られていないので、家族で空間を広々と使えるのが魅力です。また植栽や門柱などのエクステリアを合わせると、庭の景観を保ちつつプライバシーや安全性を確保できるでしょう。アイストップデザインでは、豊富な施工経験を元にお客さまのガーデンイメージにあったエクステリア設計をご提案します。まずは、お気軽にお問い合わせください。

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