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駐車場で暮らしが豊かに!妥協しないエクステリアデザインのポイント

カーポート・目隠しフェンス

エクステリアの大部分を占める駐車場は、家の顔ともいえる大切な要素です。 生活に必要な車をただ停めるだけではなく、寒冷地である富山県の環境に合う素材を取り入れることによって、長く魅力的なエクステリア空間を維持できます。 この記事では、駐車場のタイプやデザイン、機能的でおしゃれなエクステリア空間を作るためのポイントについてご紹介します。

駐車場スペースを快適にするエクステリア工事の重要性

駐車場を設計する際は、広さについてあらかじめ計画することが大切です。現在利用している車のサイズはもちろん、将来台数が増える可能性はあるのか、来客用は必要かなどを計画しておくと失敗が少なくなります。一般的に普通車1台の場合は、横幅3m、長さ6m確保されていると乗り降りがスムーズです。また、自転車置き場についてもエクステリア全体の計画として考えておきましょう。小さな子どもがいる家庭では必要になる場合も多いため、玄関からの動線も一緒に計画することが大切です。

富山県のような積雪のある地域には、エクステリア内に除雪作業スペースの確保も必要になります。スペースに余裕がない場合や雪下ろしの負担を軽減したい場合は、融雪装置の導入やカーポートなどの屋根付きタイプを検討をすると、利便性にすぐれたエクステリアを実現できます。一方、修繕費やランニングコストも必要になるため、将来を見据えた駐車場計画が求められます。

道路に接している土地を駐車場にすることは、雑草対策としても有効です。エクステリアの多くを整備しないままで放置すると、夏場は草むしりなど日々のお手入れが必要になります。ガーデニングをしない場合や、ローメンテナンスなエクステリアを希望する場合は、駐車場をコンクリートにすることで、空間全体の景観が向上するでしょう。

駐車場を整えることで、機能的なエクステリアとなり、日常の生活が快適になります。たとえば、地面が土の場合、雨でぬかるみが生じ、そこに車が通るとタイヤの跡が溝になります。富山県のような積雪地帯では、溝にある雪が凍結してすべりやすくなるため、注意が必要です。車椅子やベビーカーの利用、小さな子どもにとっては、デコボコした段差がケガにつながるリスクがあります。エクステリアを整えることで、日々のストレス緩和が期待できます。ライフスタイルに合った広さや機能性を、エクステリアの専門家と相談することで、駐車場の設計が満足いく仕上がりになるでしょう。

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駐車場をおしゃれに彩る4つのタイプ

エクステリアにおける駐車場には、主に4つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解し、後悔しない空間を作りましょう。施工前に目的やデザインをイメージしておくことで、エクステリア全体に統一感が生まれ、おしゃれで機能的な駐車場になります。

オープンタイプ

オープンタイプは、屋根や壁がない駐車場のことです。圧迫感がなく広々していて、エクステリア全体がもっとも広く感じます。障害物がないため、木や草花を多く植えることができ、立体的でくつろげるエクステリア空間に仕上がるのが魅力です。無機質な地面も、緑がはえることで一段とおしゃれになります。駐車場をおしゃれで魅力的な空間にするには、エクステリア全体と調和させることも大切です。オープン駐車場は、どんな家のスタイルにも合わせやすく自由度の高いタイプといえます。

カーポートタイプ

カーポートは、柱と屋根で構成されており大切な車を雨や雪から守ってくれます。積雪の多い地域には、このように屋根があると車の雪下ろしの心配がなくおすすめです。積雪対応のタイプや、さびにくい素材のものを選ぶことで駐車場を長く利用できます。カーポートのカラーや素材を住宅と揃えると、統一感がでて、洗練されたエクステリア空間を演出できるでしょう。

カーポートバルコニータイプ

機能性に優れていて、思わず目を奪われるようなエクステリアを作るならカーポートバルコニータイプがおすすめです。カーポートの上部が、プライベートなバルコニー空間になっており、限られた土地を利用して、駐車場と庭の確保を実現できます。デザインに統一感を持たせるには、バルコニーのフェンスを外壁に合わせるのがコツです。壁付きと独立の2種類があるので、家とエクステリアのスタイルに合わせて選びましょう。壁付きタイプは、2階の吐き出し窓からバルコニーに出られるため、気軽にアウトドアを楽しめる構造です。一方で独立タイプは、階段付きのため後付けが可能なカーポートです。住宅への陽の入り方を考慮した設置が必要ですが、スペースを新たに活用できるため、暮らしが豊かになるでしょう。

ガレージタイプ

ガレージタイプは屋根と壁があるため、大切な愛車を紫外線や潮風、雪などから大切に守れます。ビルトインタイプは住宅の1階部分に組み込まれた一体型のため、雨の日も濡れることなく帰宅できる構造です。また、車を停めていない時は、子どもが外の天候を気にすることなく遊べる空間になります。使える敷地が広い場合は、後付けできる独立型がおすすめです。住宅とは別で設置するため、車整備などの騒音も気にせず、駐車場での作業を自由に楽しめます。ガレージをおしゃれに仕上げるカラーバイエーションや素材も豊富に揃っているため、オリジナルの駐車場をつくれるのも魅力のひとつです。

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駐車場を機能的かつおしゃれなデザインにするポイント

駐車場の地面を覆う素材は舗装材と呼ばれます。舗装材を敷かずにエクステリア内の地面が土のままの場合、雨の日は泥に悩まされるでしょう。また、富山県のような雪国では凍害のリスクもあるため、駐車場の地面を環境に適した耐久性のある素材で舗装することが大切です。照明やデザインにもこだわることで、安全性を高め、快適に過ごせるおしゃれなエクステリア空間に仕上がります。

用途に応じた素材を選ぶ

耐久性が高く、価格もおさえたい場合は、種類豊富なコンクリートを使った駐車場がおすすめです。土間コンクリートは、薄いグレーが清潔感を出し、シンプルでモダンな駐車場が完成します。表面に模様を施すスタンプコンクリート施工は、レンガや石畳を表現でき、色付けすることで汚れが目立ちにくく、おしゃれなエクステリアを長く楽しめます。ブロックの組み合わせによるオリジナリティを出したい場合は、レンガより丈夫で多彩な色や形が特徴的なインターロッキング舗装がよいでしょう。また、浸水性や遮熱性を備えた素材も活用すれば、機能性やデザイン性の高いエクステリアが実現します。

寒冷地での実績もあり凍害に強いことが特徴のドライテック舗装は、環境にも優しくおすすめです。ドライテックを使用したエクステリアは、コンクリートの耐久性が高く、夏場の照り返し温度の軽減にもなる、遮熱性に優れたサスティナブルな素材です。地中に雨水を浸水させる透水性も高いため、積雪があり降水量の多い富山県に適しています。表面は荒い粒子のため水はけがよく、水たまりになりにくいので雨が降っても滑りにくいエクステリアです。アースカラー中心のため、温かみのあるナチュラルモダンなエクステリア空間に仕上げられます。

高級感や重厚感を出した駐車場に仕上げたい場合は、タイルや天然石を使用するとよいでしょう。とくにタイルは意匠性がよく機能性にも優れています。エクステリア専用のタイルは厚みもあり、耐久性や耐水性にも優れているため、汚れにくいだけではなく凍害しにくいのが特徴です。天然石はひとつとして同じ形がなく、風合いや組み合わせによって表情が変わります。月日が経つことで深みが増すことも楽しみのひとつです。和風や洋風、モダンと自由に理想の空間づくりが行えるため、車を駐車していない時も通行人を楽しませてくれるエクステリアになるでしょう。

照明にこだわる

夜間、エクステリアに照明を施すことで、おしゃれを演出するだけでなく安全性も確保できます。暗くなると自動で照らす機能や、タイマーや人感センサー付きなど環境に合わせて選ぶと手間がかからず快適です。

暗いエクステリア空間は、駐車時の事故や転倒の恐れがあります。駐車場や玄関までのアプローチ、階段などの動線上に照明を設置すると、エクステリア内の事故リスクを軽減できます。また、明るく照らされたエクステリア空間は、帰宅する家族に安心感を与えてくれるでしょう。さらに、エクステリアに明かりがあると不審者侵入の抑止力にもなります。人感センサー付きの照明は、人が近付くと自動的に点灯するため、防犯効果が期待できます。白色のLEDライトは、光を強く放つため不審者対策に有効です。適切な照明配置は、セキュリティの向上につながり、安心して暮らせる環境づくりに貢献してくれます。

植栽へのライティングは、夜のエクステリアを魅力的に演出します。ひとつの照明で全体を照らすのではなく、複数でスポットごとに照らすと、ワンランクアップしたエクステリア空間になるでしょう。木々を下から照らして幻想的な印象を与えたり、植物の影を壁面に映し出したりすることで神秘的に魅せる効果があります。また、ライトの色によっても印象は大きく変わります。電球色は温かく落ち着いた雰囲気のエクステリアに、白色系は石材などの素材感を印象付ける色です。照明をうまく活用できれば、昼間とは違う雰囲気のエクステリア空間を演出できます。

デザインを工夫する

土間コンクリートは代表的な駐車場の施工ですが、少しの工夫で他とは違うデザインを表現できます。スリットと呼ばれる目地は縦方向に入れることが一般的ですが、間口が広い駐車場の場合は横に入れると目地が目立ちにくく、奥行きがあるように見えるでしょう。また、エクステリア全体と合わせて斜めにスリットを入れるとスタイリッシュに、曲線を入れると可愛らしいデザインへと変わります。

スリット内に芝などの緑を入れるのもおしゃれになるコツです。温かみのあるデザインへとエクステリアを整えたい場合は、異素材のものを組み合わせるとよいでしょう。たとえば、車が乗る部分は耐久性の高い素材にし、その周りには明るい色のレンガや枕木を組み合わせれば、機能性とおしゃれを取り入れたエクステリアになるでしょう。エクステリア内の既存のアイテムと、色や素材を合わせることもポイントです。

降雪の多い富山県のような地域では、カーポートの側面や背面にサイドスクリーンを設置するのもおすすめです。サイドスクリーンがあることによって、風や雪の吹き込みを防止できます。アイストップデザインでは、サイドスクリーン付きカーポートの施工経験も多く、クリアで視界が保たれるタイプや、シックで馴染みやすいカラーのものもご用意しております。3台以上収納できる大型カーポートのご提案も可能です。

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まとめ

駐車場は毎日の利便性を左右する大切な空間です。整えることによって、おしゃれで魅力的なエクステリアになるだけではなく、家族全員の安心と安全を守ることができます。デザインのテーマを決め、エクステリア全体と調和させることで、おしゃれな駐車場に仕上がるでしょう。駐車場を含むエクステリアの施工をご検討されている方は、当社までお気軽にお問い合わせください。

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